フェレットがかかりやすい病気一覧|ストレスだけじゃない食生活の見直しも!

手頃なサイズで愛くるしく人にも良くなつくフェレットは、最近エキゾチックアニマルのなかでも高い人気を集めています。平均寿命は6-8歳ほどで、4歳ごろで人間ではシニア層の年齢に該当すると考えられています。かわいい雰囲気に思わず手に入れたくなりそうですが、実際のところ病気にかかりやすいとされているのです。定期検診や予防接種などを欠かさないことで防止できる病気もあれば、飼主さんが日頃過多様子の変化に注意を向けて早期発見に努力するべき病気もあるようです。長生きしてもうために、フェレットがかかりやすい病気について検討してみましょう。

病気にかかりやすいとの定評があるフェレットですが、三大疾病とよばれるものがあります。それはインスリノーマ・副腎疾患・リンパ腫とされています。インスリノーマとは膵臓に出来る腫瘍のことで、病理的には良性の場合もあれば悪性の場合もあります。悪性であれば当然浸潤や転移を引き起こしますが、良性だからと言って安心はできません。膵臓は血糖値をコントロールするインスリンを分泌していますが、インスリノーマではホルモン分泌機能は過剰になり、血液中の糖分が急低下し意識障害や呼吸停止のリスクに直面することも。外科的に腫瘍を摘出するのが理想ですが、体力的に困難な場合には、ステロイドホルモンの内服で血糖値をあげたり、高たんぱくの療養食などで全身状態の維持に努めるほかない場合も珍しくありません。

また、フェレットは副腎疾患、とりわけ副腎腫瘍が多いことでも有名です。組織学的には良性でも過剰にホルモンを分泌し様々な症状をもたらします。去勢手術の影響で副腎腫瘍が多発する側面があるようですが、根治的には副腎の腫瘍を摘出するほかありません。外科的アプローチが困難な場合には、ホルモン分泌を抑制する薬物治療にかけるほかないようです。

リンパ腫はフェレットの体内のリンパ細胞が、悪性化する病気です。血液中に異常なリンパ球が急激に増加し免疫機能が破綻して感染症にかかりやすくなったり、出血しやすくなり消化管や脳などに致命的な出血を起こす場合もあります。腫瘍細胞が充満したリンパ節はしこりを形成するので、高齢のフェレットでできものを探知したときは要注意。リンパ腫は白血病のバリエーションなので抗がん剤の効果を期待することはできるものの、完治は困難といえます。そのため抗がん剤治療は主に生存期間を延長したり、症状の緩和を目的にしたものになるのが現実です。